パパ活流 ＰＤＣＡサイクルを回す

女性の中には「生でしてもいいよ」と言ってくる人もいる。他にも相手が複数いるからピルを飲んでいるのだと思われるが、性感染症が怖いので、初回はコンドームを着けるようにしている。ちなみにこれまで性感染症に罹ったことは一度もない。初回のセックスは、基本的に正常位のみで行うことにしている。「田辺まりこさんの本に『女の子からしてみれば、お好み焼きみたいにパンパン体位を変えられるのは嫌だ』と書いてあったので、初回はあまり変えないようにしています。次回の楽しみを残しておく、という感じですね。ただ、この人とはもうこの一回しかしないなと思ったら、違う体位もします（笑）。女性が気持ちよくなっている姿を見ていることが楽しい。それをお互いに楽しめる子であれば、関係も長続きできるかなと思います」トータルで１時間半から２時間程度で終わるような「台本」を立てて行い、実際にその流れ通りに終わることが多いという。女性に安心して気持ちよくなってもらうために設計された「台本」だが、事前にどんなプレイをしたいかをお互いに話し合うことはしないという。場合によっては、宮田さんのやり方や好みを女性側に一方的に押し付けているだけ、とも取られかねない。そのあたりは、相手の女性はどう感じているのだろうか？「長すぎて嫌だ、という子は絶対にいると思います。早く終わらせて帰りたい子もいるでしょう。途中で女性から『早くして』と言われることがありますが、それは『もう我慢できないから、早く挿れてほしい』か『さっさと終わらせてよ』の２パターン。どちらなのかは、相手の口調で分かります。後者だったら、冷めますね……（笑）。中には、男性が早く射精するようにと、自分で予め膣内に女性用ローションを入れている子もいる。そうした子に出会うと、冷めるというよりも、過去に出会った男性との関係の中で、痛い思いをしたのだろうな……と感じます。ローション自体は身を守るための防衛手段なので、特に悪いことだと思い思いません。ただ、行為の前にイソジンを薄めてうがいをしている女性を見た時は、『風俗かよ！』とかなりひきましたが（笑）」始まりから終わりまで、全ての行為をマニュアル化していれば、女性の反応を比較することが可能になる。同じような条件下で同じように愛撫を行い、どう反応が変わるかを比較検討した上で、次回以降の改善を重ねていくというＰＤＣＡサイクルを回すことができる。「感じ方って女性によって全然違うし、初回だけでも比べられない。２回目と３回目でも違う。男性経験によっても違いますが、感度の悪い女性なんていないと思います」