女性の言い値をそのまま支払う

高級ホテルのロビーで女性と待ち合わせて、ホテル内のレストランで食事。部屋は、同じホテルのエグゼクティヴスイートやプレジデンシャルスイートを事前に予約しておく。ちなみにこの時点で、セッティング料＋二人分の食事代＋室料＋アップグレード代金＋消費税を合わせて、既に20万〜30万円近くの費用がかかっている。「高いホテルを使うのも、戦略の一つです。貧乏臭かったら女性のテンションが上がらない。女性の気持ちって難しいと思うけれど、意外と単純な一面もある。すごく景色の良いところで、すごく美味しいものを食べて、綺麗な夜景を見れば、それだけでテンションが上がる。美味しいものは人を笑顔にする、というのは本当です」部屋に誘うタイミングは、食事の終盤。「この後お時間ありますか？よろしけれよろしければ、もう少しお部屋で話しませんか？」と紳士的に提案する。女性を誘うことに失敗してしまった、あるいはその日は食事だけで終わってしまった場合、せっかくのスイートが無駄になってしまうのでは、と思うが、そうした場合は代わりに高級デリヘルを呼ぶそうだ。女性と一緒にスイートに入り、しばし歓談した後、金額の交渉に入る。宮田さんは、自分から「○○万円でどう？」とは提案しない。「いくらぐらいを考えていますか？」と相手の女性に言わせるようにしている。仮に女性側の提示した金額が、宮田さんとしては「ちょっとこれはありえないな」と思えるような高額であったとしても、１回目は相手の提示した金額をそのまま受け入れて支払うことにしている。「そうした場合、たいてい２回目以降はないですね。何も言わずに『放流』（＝女性との関係を切ること）します。ただ、もしかしたらそれだけの価値がある女性かもしれない。この女性であれば20万出してもいい、と思える子がいたのも事実です。もしかしたら10万の支払いで、30万の価値があることができるかもしれない。相手の言い値をそのまま支払うのは、女性にとっては良いことではないかもしれません。仮に僕が渡した金額によって、女性の自己評価や経済感覚が狂っても、僕は気にしない。女性からふっかけられても『それ以上は出さない』と言って断る男性の方が、圧倒的に優しいと思います」