パパ活は「とっても素晴らしい副業」
現在は、月に5人程度の男性と会っているれみさん。1回のデートで得る謝礼が10万とすると、毎月5人とのデートをコンスタントにこなせば、美容代などの経費を差し引いたとしても、かなりの収入になるのではないだろうか。「収入は安定しています。でも私にとって、パパ活は仕事じゃない。とっても素晴らしい副業という位置づけなので、頂いたお金はほとんど貯金しています。自分の周りにもパパ活をしている女の子たちはいますが、彼女たちに聞くと、皆『貯金なんてするわけないじゃん』と言います。エルメスのバーキンを持っていたり、流行りの時計やネックレスに使ってしまったり……。お客様が1回のデートで支払うお金は、私への謝礼だけでなく、クラブに払うセッティング代が3万〜5万円、食事代が数万円、そしてホテル代が5万〜10万と、トータルでかなりのお金がかかります。そこまでの投資をして、入念に準備をして、期待を抱いて、結果的に気に入らない女の子だった、つまらないデートだったとなると、ものすごく落ち込んでしまわれると思います。一生懸命働いて得たお金を私に頂けるのはとてもありがたいことなので、きちんと感謝の気持ちを伝えています。お金を頂いた時は、『ありがとうございます。大切に使わせて頂きます』と必ず頭を下げて伝えるようにしています」誰もが羨むような美貌に恵まれ、経験と自信に裏打ちされた明確な自己主張を持ち、決して自分を安売りしないれみさんは、多くの一般男性にとって、近寄りがたい高嶺の花のように思えるかもしれない。れみさんと一夜を共にできるのは、経済力だけでなく、相応の人格と教養を兼ね備えた、ごく一部の選ばれた男性だけのようにも思える。しかし、れみさんは必ずしもそういった男性だけを相手にしているわけではない。