パパ活は専業にできるか?

 

友人からの紹介でパパ活の世界へ「一人で自由に生きていきたいとは思うけど、普通に生きたいなと思う時もあります」そう語る渡辺さくらさん(28歳・埼玉県在住)は、セミロングの似合う快活な雰囲気の女性だ。さくらさんが交際クラブに登録したのは2年前。きっかけは、友人からの紹介だった。「『こういうのがあるよ』と聞いて、『本当にそんな世界があるんだ!』とびっくりしました。それからサイトを調べて、興味本位で登録しました」妙齢の男女が金銭を介した関係を結ぶ、交際クラブの世界。ドロドロした場所なのかなと思っていたが、実際に面接に行ってみると、明るい雰囲気で清潔感のあるオフィスで、スタッフがにこやかに出迎えてくれた。良い意味でイメージを裏切られた、と感じた。簡単な面接を受けた後、そのまますぐにサイトに掲載するプロフィール用の写真

 

写真を撮影。交際タイプは「フィーリングが合えば、初回からホテルOK」に設定した。「お茶だけだったら、男性から声がかからないかな……と思ったので。仮に誘われたとしても、相手の方との相性が合わなかったら断れるので、そこは気楽に考えていました」登録後、すぐに複数の男性からオファーが来た。最初の男性とは、大宮で待ち合わせて、軽くドライブと食事をした。食事の後、男性から「この後どうですか?」と誘われて、ホテルでベッドを共にした。行為が終わった後、男性から渡された謝礼は5万円だった。

 

身体の相性よりも「住んでいる地域が近い」方が重要?初回から順調な滑り出しに思えたものの、その男性との関係は1回限りで終わってしまったという。「その人とは、続かなかったです。初回のデートの後も連絡を取ったのですが、お互いのタイミングが合わず、2回目のデートは実現しませんでした」次に届いたオファーは、50代の経営者の男性からだった。男性は大阪在住で、初回からさくらさんに大阪まで来るように依頼し、地元で最高級のホテルの部屋を予約してくれた。埼玉から現地までの往復交通費は、もちろん全て男性持ちである。デート当日も、JR新大阪駅の新幹線改札口までさくらさんを迎えに来るという気配りを見せてくれた。「高級ホテルのお部屋だけでなく、レストランを3つも同時に予約してくださっていたんです。『どれでも好きなものを選んで』と言われたので、驚きました。ただ大阪まではさすがに遠くて、埼玉から行くとなると泊まりになってしまうので、結局、最初の1回だけで、その男性との関係は終わってしまいました」オファーが来て、初回のデートで食事やホテルまで行ったとしても、単発の関係で終わることが多かったという。そんな中で最も長く続いた相手は、40代の医師だった。お互いに住んでいる地域が近かったこともあり、約1年ほど、月1〜2回の頻度で会っていた。パパ活での関係を長続きさせるためには、お互いの性格や身体の相性といった恋愛的な条件よりも、実は住んでいる場所の近さやスケジュールの都合といった物理的な条件の方が重要なのかもしれない。

 


パパ活は専業にできるか?記事一覧

クリステルさんは、約2年間で10人前後の男性と会った。いずれの男性も「普通の人」であり、特段変わっているような人はいなかったという。「初回のデートから『この後どうですか?』とホテルに誘ってくる方が多いです。誘われた場合は、基本的にはOKするようにしています。特殊な性癖の方だったら断ると思うのですが、今までそうした方にはお会いしたことはないです。お一人だけ、ハードなプレイをご希望されていた方がいまし...

クリステルさんがパパ活によって得ている収入は、月額で20万円程度。あくまで副業としての収入だ。高校を卒業して以降、地元の居酒屋やバーなどの接客業で働いていたが、現在は一般事務の仕事をしている。その収入もあるため、生活には困っていない。埼玉で一人暮らしをするには十分な水準だという。「パパ活は毎日オファーがあるわけではないので、あくまで副業という感じですね。登録したばかりの頃はオファーが頻繁に来ました...

パパ活を始めて、何か変わった点はあっただろうか。「はっきりと得たものはないし、失ったものも特にないですね。友達との話のネタにはできない、ということくらいでしょうか(笑)。男性を見る目については、上がったのかそうでないのかよく分からないのですが、色々なお店や場所に行くことができたので、経験値は上がったと思います。私自身、元々男性にあまり期待していないタイプかもしれません。『男って、そんなもんでしょ』...

クリステルさんは、パパ活と並行して風俗でも働いているという。「風俗は、パパ活のちょっと前から始めました。人妻系のデリヘルです。こちらも友人がやっていて、『楽だよ』と言われたので。実際に働いてみると客層もいい感じで、無理を言ってくるような男性もいません」ロング(長時間コースの指名)で予約を取ってくれる男性からは、『ごはん食べに行こうよ』と誘われることもあるそうだ。男性客と店外で会うことを特に禁止して...

パパ活をビジネスとして捉える場合、クリステルさんのような関わり方は一つのロールモデルになるだろう。すなわち、「一緒に食事をしてホテルに行ければ満足」という層の男性を主に相手にした上で、お互いに精神的・物理的に一定の距離を取って、必要以上にプライベートに干渉しないようにする、というスタンスだ。男性からすれば味気ないと思われてしまうかもしれないが、パパ活をビジネスとして考えている女性からすれば、身体的...

「今週お会いする予定のお客様は、神奈川のお医者様と、東京のお医者様です。他のお客様も合わせると、今月は6回くらいデートの予定が入っています」そう語る田中れみさん(32歳・静岡県出身)は、現在モデルの仕事をしている。170センチを超える高身長と抜群のスタイル、そして立ち振る舞いや言葉遣いの端々から伝わってくる知性と礼儀正しさ。まさに才色兼備という言葉が似合う女性だ。凡百の男性であれば、話しかけること...

そうした中で、智子さんは海外でのパパ活=海外の富裕層男性との関係を求めて、交際クラブに登録した。「旅行も兼ねて海外にパパ活で行きたかったのですが、『今は危ないのでやっていません』というところが多かったんです。それでも、中国・上海での仕事はいくつか紹介してもらえました。海外でのお仕事の場合、私は謝礼の金額だけでなく、実際の拘束時間を確認するようにしています。例えば3泊4日で1日30万円というお仕事の...

交際クラブで男性と身体の関係になる際の金額を10万円に設定している。クラブに登録している他の女性たちと比較すると2〜3倍の金額だが、それ以下の金額では受けない、という明確なルールを自らに課している。「大体の相場が5万〜6万円だということは、後から知ったんですよ。それでも私にオファーをくださるお客様には、『いつも大切にしてくれて、ありがとうございます』と伝えています。ただ10万円という金額は、全然高...

どうしても超高級ホテルや超高級レストランという豪華な舞台、そこで飛び交う金額の多さばかりに目が行ってしまうが、パパ活は男性にとって、「お金さえ払えばOK」という世界ではない。そして女性にとっても「お金さえもらえればOK」という世界ではない。パパ活で関係が長期的に続く人と続かない人の差は、どういった点にあるのだろうか。「私はデート予定日の1〜2週間くらい前に、必ず相手の方に連絡しています。簡単な近況...

れみさんが現在交際を続けている男性の多くは、デートの際は全く出し惜しみせずに、高級ホテルの部屋をとってくれるそうだ。「シャングリラやペニンシュラ、リッツカールトンやコンラッドなど、1泊10万円くらいするような、六本木・銀座界隈のホテル。銀座がホームの私としては助かっています。一番行きたくないのは渋谷。セルリアンタワーがあるけど、駅から遠い。新宿も嫌ですね。今は中央区に住んでいるので、行くとしたらせ...

これまで、男性との間でのトラブルはほとんど経験がないが、一度だけ、非常に不快な男性に出会ったことがあるという。海外在住だという30代後半の男性で、汐留のイタリアンレストランで食事をしたのだが、店員さんに対する態度がひどく横柄で、同席しているれみさんの方が恥ずかしくなるくらいだったという。「もう最低!と思いましたね……。食事の後も『次はバーに行こう』と言われて、なかなか帰してくれない。4時間も経った...

クラブで出会う男性の大半は既婚者で、独身の男性はほぼいないという。既婚者と交際することに対して、罪悪感はないのだろうか。「罪悪感は……ないです。お会いしている方がおおむね50代だから、ということもあるかもしれません。相手の男性がまだ30代だったら、奥様に申し訳ないと感じます。女性は30からが華じゃないですか。30を超えてからいい味が出るので、その時期は奥様だけを見ていてほしい。『家族の仲は良いけれ...